現代書の大家である柿下木冠の書道作品11点が出展されました。
ご自宅にも飾りやすい小型から中型の作品が中心となっています。
柿下は、昭和の三筆の一人である手島右卿に師事し、手島が創設した象書※の直系の表現者として、現在まで第一線で活躍しており、正に生きる伝説的存在である。
柿下は大自然や都市、そして人や音楽から受ける、気、感動、感情、イメージから、まずそれを表すに相応しい文字を探す。そして文字が決まると一度文字をバラし、再構築することで描きたい心象を造形していく。
墨と筆によってその文字に気や魂、時には湿度や空気感までを吹き込む。
そうして描かれた書は、心象芸術としての造形書となる。
※象書=文字の意味を形象化したもので、ふさわしい象(かたち)という意味
柿下の本物の象書の世界を是非ご覧ください。
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